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IT関連のメモ

[UiPath]ログ出力について④ - 出力するログレベルの変更

UiPathで出力するログレベルの変更

UiPathの実行ログについては、Orchestrator、もしくはUiPath Assistantの設定によって指定されたログレベル以上のログのみ出力されます。

ログ レベル既定のログユーザー定義のログ
OffNoneNone
CriticalCritical レベル以上で記録されたすべてのメッセージ。Critical レベル以上で記録されたすべてのメッセージ。
ErrorError レベル以上で記録されたすべてのメッセージ。Error レベル以上で記録されたすべてのメッセージ。
WarningWarning レベル以上で記録されたすべてのメッセージ。Warning レベル以上で記録されたすべてのメッセージ。
InformationInformation レベル以上で記録されたすべてのメッセージ。Information レベル以上で記録されたすべてのメッセージ。
Trace (トレース)Trace レベル以上で記録されたすべてのメッセージ。Trace レベル以上で記録されたすべてのメッセージ。
VerboseTrace レベルで記録されたすべてのメッセージとワークフロー トラッキング ログ。Trace レベルで記録されたすべてのメッセージ。

※例えば、出力設定を”Information”とした場合は、Informationより上位のログレベルのログのみが出力されるようになります。

Orchestratorでの出力ログレベルの変更

Orchestratorで「テナント > ユーザー > 当該のユーザー > 編集 > 4 ロボットの設定 > ログレベル」で設定が可能です。

Automation Cloud では「テナント > アクセス権を管理 > 当該のユーザー > 編集 > 4 ロボットの設定 >ログの設定> ログレベル」で設定が可能です。

例)Automation Cloud での設定

[テナント]>[アクセス権を管理]>対象ユーザーの3点リーダークリック>[編集]クリック

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[ロボットの設定]>[ログの設定]>[ログレベル] にて設定を確認・変更します

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トグル:Off 
 →未設定(デフォルト) 
  ※この場合は、後述のUiPath Assistantの設定が反映されます

トグル:On
 →出力したいログレベルを指定
※後述のUiPath Assistantの設定よりもこちらの設定が優先されます
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※Orchestrator/Automation Cloudで出力ログレベルを設定した場合、その設定は対象のユーザーが実行するすべてのプロセスに反映されます。

UiPath Assistantでの出力ログレベルの変更

UiPath Assistantの設定画面より、「全般 >ログレベル」で設定が可能です。

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※Orchestrator/Automation Cloudで出力ログレベルを設定した場合、UiPath Assistant側での設定は反映されません。

参考